SPARKS LIVE IN JAPAN 2006 What's SPARKS?
 
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スパークスとは?

1971年に兄のロン・メイル(キーボード)と弟のラッセル・メイル(ヴォーカル)を中心にアメリカで結成されトッド・ラングレンのプロデュースによりデビュー。ポピュラー音楽の全ての要素を、ザ・フーのエキサイティングとビーチボーイズの楽天性が同居するような独自な解釈で提示し、一部で熱狂的なファンを生み出す。イギリス・ツアー中に前座を務めていたフレディ・マーキュリーがラッセルの歌唱に影響を受け、後のクィーンに大きな影響を及ぼしたのは有名な話。

その後、イギリスに渡った方が正当な評価を得られるだろう、と移住を試み、折りしもグラム・ロックのブームに乗り、トップ・オブ・ザ・ポップスに出演、チャートのNo.1を獲得する。このテレビ放映は大きな話題を呼び、ジョン・レノンは息子ショーンにとにかくスパークスを聴けと薦め、ポール・マッカトニーは「カミング・アップ」のプロモ・ビデオでロン・メイルのコスプレをし、映画監督のジャック・タチは遺作「コンフュージョン」の主演にスパークスを迎えた。イギリスでの三部作はどれも歴史的名盤に数えられているが、パンク黎明期にアメリカに戻り、ニューヨーク・パンクの傑作や、豪華ミュージシャンを配しての正当的アメリカン・ポップスのアルバムを制作、今度はドイツに渡り、ジョルジオ・モロダーと組んでテクノのオリジンとしての評価が高い「No.1 In Heaven」を発表する。今でこそ、ポップス、ロック、テクノの境界など誰も意識しないが、このようなジャンルの横断は、20世紀中は全く理解されなかった。

その後はエレポップとは一言で言い難いテイストの作品を発表し続けるが、最近作では過去の総決算ともいえる音楽性の高みに到達したアルバムを続けて発表し、ワールド・ツアーやフェスティバルでは、昔からのファンと新たに知った若い世代の二世代が熱狂する圧倒的なステージを展開している。